サブタイトルは "Montreal => Paris, je me souviens" (モントリオール→パリ、私は覚えている) でした。カナダのモントリオールで行われたモブをパリでもやろう、ということだったようです。
今回は現地に住む日本の方も参加されていたようで、なんと日本語で参加レポートが読めます(このレポートの存在を知ったのが Paris Mobs 公式サイトってところも、ちょっとすごい)。
18:10 までに、ノートルダム大聖堂前の広場にカメラ持参で集合。時間になったら、みんなで石畳にチョークで落書きをする。18:12 自分の描いた落書きを撮影。18:14 広場いっぱいまで広がって輪になり、18:15 にノートルダム寺院の鐘が鳴ったら、耳をふさぎながら散らばる、という構成だったそうです。
現地で事前に進行が書かれたチラシが配られたそうで、仕切り方に進展が見られます。でも、パリジャン/ジェンヌもノリがいいのか、人が集まりすぎ(人大杉)で大変だったみたい。やはり事前の打ち合わせはあったほうがいい気がしてきました。
Sick さんとの会話を踏まえて、なんとか「オフ」の歴史を海外発信する作業をプロジェクト化できないものかと、ちょっとまじめに考えてみる。
基にするレポートその他は「HAGAKURE理論」や「探偵ファイル」をはじめ、大小さまざまなリソースを使わせてもらう、てことにしておこう。で、まずは主要なオフをいくつか英語で紹介することを目標にしよう。「湘南ゴミ拾いオフ」2002年7月(とりあえずNYより前のを)と、マトリックスオフ (rottentomato があるけど、一応)と、あとモブっぽいものをいくつか。
問題は、既存のオフレポをただ英訳するだけだと、細かい部分がガイジンに伝わらなさそうなことか。たとえば「湘南海岸清掃オフ」だったら、まずは湘南海岸が有名な海水浴場で、そのためにどれほどゴミがたまっていたか、さらにフジテレビの「27時間テレビ」はどういう番組か、といった説明を追加したほうがよさそう*1。とにかく、日本に住んでいれば常識でわかる範囲の知識を補完する労力が増えてしまう。
それでもなお実行しようとすると、個人ではとても手に負えないので、複数人のプロジェクトにできるといい。たとえば
これでどうかな〜というところだが、何にも増して問題なのは、その作業をまとめる役をどうするかだ……僕は無理です。
葉巻が大好きで、口腔癌で死亡したフロイトの理論を研究していた彼の死因が咽頭癌。ちょっと因縁ぽい。
フロイトの言い分だと、食や嗜好品への偏執は口唇期の抑圧によるものだということになって、自身も口唇期の挫折に影響されながら奇しくも口腔癌で死んだ、という話があったような気がする。小此木啓吾は喫煙者だったんだろうか?