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2003-06-21

_『役不足』『確信犯』、意味理解は2割前後 文化庁調査」(asahi.com)

「役不足」が27.6%、「確信犯」と「流れに棹さす」が20%を切ったと。

7割超えてる「誤解」って誤解なんですかね。そこまで流通してるものはとやかく言わなくてもいい気が。言葉が伝わらなくなる怖さは理解できるけど、7割強に口をはさむのはむしろ「乱す」ことにもなりかねない。まぁこれが役所の役目なのだろうし、文章とかで使うと、「あえて感」を出さない限り揶揄されるのかもなぁ。

ちなみに上に引いた3語の中では「確信犯」を誤解してました。でも「わかっててやってる」という意味のほうが使いどころも多いと思うから、これからも「誤解」のまま使うと思います。

外来語では「インキュベーション」の理解度が3.3%というのはけっこうびっくり。初めて知ったのはソフトバレエのアルバムタイトルとしてだった……。

_ 「犬 女子高生」でも強さを発揮

現時点での話ですが、「犬 女子高生」をGoogleにかけるとヒット数が3万件をこえる中、ここの3月25日が9番目に出ます。「犬」「ペット」にからむと強い。光栄だとは思いますが、内容を考えるとまったく意味なし。

_ 粋な陰口を叩こう

「相田みつおの世界」(ザ・ガーベージ・コレクション)、今さらっぽいけど今日知ったので。あまり言葉の技はないけど、見せ方で勝ち。

相田みつをのパロディというと、「カエルブンゲイ」の「みつを道」とか清水ちなみ『にんじんだもの』(扶桑社)などが知られているらしく、特に「みつを道」のほうは読みたくてしょうがないんだけど、ギリギリ首都圏というくらいの場所に住んでいるために「カエルブンゲイ」は置かれてないし、気づいたときにはバックナンバーもほとんど完配の状態であった。

ネット上に上がらないのかなぁ。単行本にするまで貯めてるんだろうか。