トップ «前の日記(2004-03-23) 最新 次の日記(2004-04-06)»

2004-04-05

_ [AFT] Antenna For Text α版

先月から作っていた、テキストの差分を感知するアンテナです。自分で使えればいいやと思いながらいろいろ機能をつけたくなって、特にウェブインターフェースとマルチユーザ対応にしようとしたあたりから急激な上り坂が来てました。クロールだけならラクですね、実は。で、とりあえずα版としてリリースしてみることにしました。

ドキュメント等がまったく充実していないので、自己責任で使える方がおられましたら使ってみてください。使用ライブラリは LWP::UserAgent / CGI / CGI::Session / Data::Dumper / Digest::Perl::MD5 / HTML::Parser / Jcode です。Jcode はアーカイブに添付してありますが、いずれ Encode に対応する予定です。

Apache/2.0.48 (Win32) + ActivePerl 5.8.3.809 で動作確認しています。5.8.0 以降であれば特別にライブラリを追加しなくても動くと思います。(あまりにも)簡単なパーミッション指定例も、 install.txt としてつけました。aft_crawler.cgi が巡回・チェックを行う部分で、cron に登録するのもこちらです。 aft.cgi が設定用のプログラムです。

アーカイブを解凍してできる AFT というディレクトリをそのままアップロードしてサーバの設定に合わせてパーミッションを設定し、ただブラウザから aft.cgi を開けば動く……はずなんですが。ただし、なかなか高負荷が予想されるため、とりあえず個人用のマシン内での使用をおすすめします。

ダウンロード:Antenna For Text Ver.0.61 (約100KB)

いけてない部分:

  • 300 系の転送を追いかけない
  • frameset / frame に指定されたファイルを追いかけない(noframes タグの中を読むだけ←追いかけるようにしたい)
  • カテゴリごとの表示ができない(URI ごとにカテゴリを設定・保存することはしている)
  • 誰でもユーザ登録できてしまう(シングルユーザモードをつけたい)
  • 管理者という概念がないため、設定されたパスワードは本人以外わからない(MD5だけしか保存してないから。この仕様は残すとしても、管理者権限は用意したい)
  • ソースが煩雑(能力の限界)

以下、念のため(こういうの初めてなので……)。

  • 本スクリプトを利用したこと、またはスクリプトを利用できなかったことから生ずる被害・損害に関して、作者は一切の責任を負いません。改変を加えた場合も同様です。
  • 非営利目的での利用に限定します。
  • スクリプトの改造・改変および再配布を認めますが、原作者のクレジットを明示してください。
  • 改造したものの再配布は、このスクリプトと同じ許諾条件の元でのみ行うことができます。