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2003-10-24

_ 左には工場、右を走る線路、前から少し冷たい微風

久しく会ってない人たちから呼ばれてなんとなく飲み会に出席してしまったが、やはりテンションを上げることは叶わず、ローでもなくハイにもなれず、胸苦しいままだった。やはり飲みの席は避け気味のほうがお互いのためになりそう。まぁそんなままでもOKになりそうな面子ではあったので安心もしてたんだけど。

会は微妙なタイミングでお開きになり、乗り換え駅まで着いたところでその先の電車がなくなってしまう。とはいえ2時間くらい歩けば帰れる場所まで来ていたので、ぽくぽくと歩いてみる。まばらな街灯、人はまったくおらず、左に工場、右には線路、前からは少し冷たい微風。いま置かれている状況が、ここのところずっと支配されている心象と一致していて妙に安心したりする。でもそのまま歩いてたら雨まで降りはじめたので「いや、雨までは頼んでないんだけどなぁ」と思っていたらすぐに止んでしまった。

あー、人に会いたくねぇー。

途中にまだ開いてる古本屋があったので寄ってみたら買っていた本のリスト。

  • ソルジェニーツィン『イワン・デニーソヴィチの一日』(新潮文庫)
  • ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った(上)(下)』(岩波文庫)
  • 大沢在昌『天使の牙(上)(下)』(角川文庫)
わかるような、わからないような。在昌が入ってるところを見ると、密かにハードボイルドを意識していたものと思われる。