母親が「本を貸してくれ」と部屋をたずねてきたので、適当にみつくろう。以前貸した谷川俊太郎のエッセイはお気に召さなかったらしい。「もっと簡単なやつがいい」そうだ。
なので、とりあえず『風の又三郎』を提案してみたところ、「宮沢賢治って理屈っぽくない?」と怪訝な様子。新鮮な評価だ。
「宮沢賢治が理屈っぽかったら世間の本はほとんど理屈っぽいすよ」とツッコむと「まぁ、私は本当に理屈っぽくないからねぇ」と言いながら『風の又三郎』を持っていった。
_ 草野満代は「ニュース23」で必要以上に胸を開けていると思う。