TECHSIDE を読んでいたら興味深いニュースや記事が多かったので、まとめてメモ。
インターネットの標準的プロトコルに脆弱性 (WIRED NEWS)不学な分野なので個人が対策して意味があるのかどうか計りかねるけど、TCP というのはただごとでもなさそう。とりあえず TCP window size を小さくすることで影響をやわらげる効果が期待できるそうで、最後の記事から具体的な対策に触れている部分を翻訳。
TCP window size は、いわゆる「RWIN値」のことで、パフォーマンスを上げるために調整してる人は気をつけたほうがいいかも。直接レジストリをいじるか、または「窓の杜 - 速度計測・高速化」でユーティリティを拾ってくるか(最適化したときの方法をそのまま使えばいいんだろうけど)。TCP window size を変更するには、UNIX の場合、“sysctl”プログラム(Sun Solaris の場合“ndd -set”)を使うことでデフォルトの TCP window size を変更することができます。Microsoft Windows NT/2000/XP/2003 の場合、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters のレジストリキーで変更することができます。上で指摘されているように、デフォルトの TCP window size を変更する場合、ネットワークのパフォーマンスに悪影響を与える恐れがあることに特別の注意を払ってください。
Windows 2000 の場合は MS によるこのリリースにも注意(SP4 以降なら反映されるとのこと)。しばらくルータのファームウェア更新にも注意したほうがいいのかな。
ファイル交換とレコード業界の売上減少は無関係〜米経済学者が論文 (Internet Watch via セキュリティホール memo)「社会全体の福祉に貢献した」という見方も、ひとつの側面として無視できない部分だと思う。公共の福祉はしばしば特定の個人/集団の利益と対立するものではあるが。ひとまずもっとサンプル数を増やした調査を期待したいけど、企業は乗り気にならないだろうなぁ。
この記事の元になった論文は Koleman Strumpf 助教授のページ に PDF 形式で公開されてます(Working Papers から辿れます)。
松下、9時間駆動でさらに小型化した「Let'note R3」 (PC Watch)9時間というのは素晴らしい数値。いまは1.5時間しか持たないので、スペック通りじゃなくても十分うれしくなれそう。キーの印字が消えるのが微妙にいやだったけど、レーザー印刷はどの程度のものなんだろう?
画面内を泳動するインクが、紙をリアルに表現〜読書端末「リブリエ」 (ITmedia)「まだ待ち」という姿勢を変える気にさせるほどではないか。でもがんばってほしい。
東芝「DVDの父」がホンネで語る次世代DVD論(前編)次世代光ディスク規格は、かくして分裂した (ITmedia)紙でできた Blu-ray ディスクの出現には、正直グラッときましたよ。
マクドナルド新CEOはアルバイト出身のベル社長 (CNN.co.jp)こういう事実が「アメリカンドリーム」を再生産するのかな?
Google、渋谷に研究センターを設立、日本語検索の「質」の向上を図る (japan.internet.com)日本の自然言語解析野郎のためのワン・オブ・ザ・ベスト就職先になるかも。