February 2月 2002
20020228 THU
 ああ、もう2月も終わりか……早いなぁ。なにもしなかった。てか、ゲームしてた。『動物番長』は、1周目で百十一獣の王を達成。まだ一周のスコアは上げられるみたいだが、これ以上やるのもなぁといった感じ。うーん、『巨人のドシン』にシフトしようかな。
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20020227 WED
 右の穴の鼻毛を切った。いつも右ばっかり切ってる気がするんだけど、右だけ伸びるのが早いんだろうか。左右で違うの? なんで?
 司馬遼太郎『燃えよ剣』(新潮社文庫)読了。鳥羽・伏見の戦い以降は盛り下がるカモと思っていたのだが、読んでみたら面白かった。ていうか、最後の死に様で鳥羽・伏見以降の部分はすべて重みを持ってくると。というわけで、全般に面白かったです。ここで俺が言うまでもないか。

 さて、まだまだ未読本は積み上がっているのだ。次はジョン・グリビン『シュレーディンガーの猫』にしよう。サイエンス・フィクションじゃなくて、ただのサイエンスを。
20020225 MON
 壁紙を『ICO』にしていたら買いたくなってきちゃったので、壁紙を替えた。
20020224 SUN
 ツタヤに行って『回路』のDVDでも借りてこようかなーと思ったら、DVDでは入荷されてなかった。ので、佐藤マコト『サトラレ』<2>(講談社)と漆原友紀『蟲師』<2>(同)を買って帰ったが、併設されてるCD屋でDVDを物色してたら購買欲が盛り上がってきたので、危険を感じて素早く帰った。
 んで、なぜかQとN64を持って夜から亜血亜家で合宿。とりあえず動物番長をやらせる。んで、『カウボーイビバップ 天国への扉』(サンライズ/ボンズ/バンダイビジュアル)とか『ICO』(SCEI)とか。
 ビバップは、ちゃんとビバップでした……ってそれじゃダメですか。あのいつもの、特に明確な主人公を用意せず(まぁスパイクは主人公だけど)、どのキャラの内面も描かずにかなり徹底して第三者からの視点が貫かれた構成は、アニメとしては珍しいんじゃないかと思うんですが、そこから出てくる空気は悪くないと思う。

 テレビ版が未経験だっていう人でも楽しめると思うので、映画版から観てみるのもいいんじゃないでしょうか。
 で、『ICO』なんだけど、これがすげー良かったんですよ、PS2欲しくなるほどに。
「この人の手を離さない。僕の魂ごと、離してしまう気がするから」
っていうあのCMのセリフが、ゲームをやってさらにグッと来た。洋ゲー的な「不親切ゲー」ではあるんだけど、それはあくまで「任天堂ゲーほど親切なわけではない」というレベルに押さえてあって、日本的な親切さを適度にちりばめてある。さすがにSCEIのゲームだしね。しかも、キャラや背景、動きまでも含めて世界全体の作り込みがかなりしっかりしてるので、洋ゲー的な空気も味わえる。洋ゲーに日本的なものが良い形で消化されてる、って書くといきなり陳腐かもしれないけど、そんな感じ(基本的な構図は宮崎駿のナイトものだし)。

 でも何よりも、不安さと切なさがたまらない。「手をつなぐ/離す」っていうだけでこれだけ面白くなるっていうのは、けっこう驚いた。同じ遠隔操作アクションパズルでも、『ピクミン』とはまったく違う感情が湧くんだよねぇ(『ピクミン』との対比はもっと突っ込んでも面白そう)。

 くぅ〜、ほしぇー。でもとりあえず壁紙をICOにしただけで我慢する。
20020222 FRI
 ADSL適合調査がNGという状況をなんとか打開するため、さきちんと電話。
衛星にしたら?」
「それは宇宙時代ってかんじでオーリーも真っ青ですね」
という意見をいただく。その後、ペケ箱とか『動物番長』とか『ピクミン』とか『スペチャン2』とか。

 やっぱりゲイツ様は「いいとも」に出たらしいっすよ。もう新聞のテレビ欄から書いてあったし。
 BIGLOBEのNTT適合調査専用窓口に電話してみた。同じような状況の人に資するかもしれないので、おおまかな内容を採録しておくことにする。強調されたものがBIGLOBEの回答。
ADSLaコースを申込んだのですが、NTT収容局から自宅までの回線の一部が光化されているとのことで、提供できないということでした。BIGLOBEでは「使いほーだいADSLeコース光収容替え」サービスというものがあるそうですが、ADSLeコースにコース変更すればこのサービスを受けられるのでしょうか。

eコースに変更していただくことで、可能です。ただし、このサービスで光からメタルに切り替えたとしても、必ずADSLが使えると保証されるわけではなく、回線速度が遅くなったり、様々な事情から開通しない場合もあるということに同意していただく必要があります。(採録にあたって要約しているが、事務的な確認というよりも、光からメタルに切り替えた場合はしばしばそういうパターンがありそうな印象だった)

NTTのフレッツでも同じようなサービス(「契約者回線等変更工事」)を行っているようですが、そこには自宅に技術者を派遣する工事が必要であると書かれており、費用の額面も異なります。これとは違うのでしょうか。

BIGLOBEがNTTに依頼するのは、NTT収容局からご自宅までの間での工事ということになります。(派遣工事ではないようだ)

光からメタルに切り替えたとして、今後、たとえばNTTのBフレッツのような光ケーブルを使用するサービスを導入する場合、支障はないのでしょうか。また光に戻さないといけない?

Bフレッツに関しては、新たな光ケーブルを一本引いていただく形になりますので、ここで契約回線をメタルに切り替えたとしても支障はありません。
 というわけで、その後イー・アクセスのコースに変更してみた。
 友人がバイトしてる店に『動物番長』を買いに行ったら、ちょうどXboxを棚に陳列しているところだった。で、ペケ箱どーなんだろーねーとかADSL通んねーよとかそういう話をした。
 で、『動物番長』。これ、サルブルネイのゲームなんですね、つまり松本弦人なんですね、要するに『ジャングルパーク』ってすげえ懐かしいなぁという感じなんですね。うーんそうだったか。言われてみればまったく松本弦人的なゲームという気はするんだけど、俺の中では伊藤ガビンとか遠藤雅伸とかの名前が先行してたので、サルブルネイというクレジットを見落としてた……そういや、マリーガル・マネジメントってありましたね。

 で、初日はとりあえず一周クリア、現在69獣の王。100獣の王まではまだ長そう。
20020221 THU
 自分の日記をちらりと読み返す。ああ、去年の今頃はマジでキレてたなぁ俺。

 ブロードバンド時代も到来してるという噂だし、文字量倍増キャンペーンでも展開しようかしら、ってわざわざそんなことしなくていいですか。

 ていうか、いま現在のフォーマットは幅が狭く行送りも大きいので、あんまり書かなくてもいいっていうか、長く書く気が起きないカモ。少し書いただけでものすごい長いような気がするし。もうちょっと思い切って黒くなるようにしようかなぁ。
 BIGLOBEから、ADSL導入に関する調査結果の報告メールが届いた。
お客様のお申し込みに関しまして、NTTへ適合調査を依頼しましたところ、お客様の建物もしくは、基地局からご自宅までの一部が光化されている為、誠に残念ではありますが、ADSLサービスのご提供不可の回答がございましたのでご連絡申し上げます。
 がふ(吐血)。メルマガとか会員サービスのプロファイルとかの移行作業も進めてたのに……光収容されてるってことは、やっぱ基地局からの距離があるってことなんだろうか。

 調べてみたら、光収容から切り替える方法があるみたいですね。「使いほーだいADSLeコース光収容替え」(BIGLOBE)とか。いま申し込んでいるのはアッカ網を使ったADSLaコースなので、ADSLeコースに変更すればいいってことか?

 でも、ここに書かれている10,400円という工事費は、NTTのフレッツの案内に書いてある「契約者回線等変更工事」の費用と額面が違うぞ。NTTのほうは4,100円、派遣工事費を含めても4,100+4,500=9,600円にしかならないはずなのに。BIGLOBEのほうの「光収容替え」とは工事内容が違うのかな? わけわかんない……。
 『燃えよ剣』、ゆっくり読んでます。上巻を読了。この、上巻の「引き」がアツいのよ。武州からのライバルである七里剣之助と、京で最後の対決が、すわ始まるか、というところで上巻が終了。「ジャンプ」世代にはたまんない。早く下巻下巻。
20020220 WED
 人もまばらな学校で、衆議院TVの予算委員会集中審議をBGVにしながら、まったり読書。でも集中審議はすぐ退屈になったのでやめた。

 福田和也の著作に少し手を出してみようと思い、生協など探索。図書館にあるはずの『奇妙な廃墟』はなぜかなくなっていて残念感が。
 研究室にコーヒーを飲みに行ったら、部屋にある全てのカップが使用済みのまま放置されていた。早くもいくつかのカップではカビが領有権を主張しはじめており、質が悪い。まぁひとつだけ洗って使えばいいやと思ったのだが、3月いっぱい学校が休みだということが頭をよぎり、いいや暇だしついでだし全部洗っちゃえと思って、狭い流し(一番小さい洗面所サイズ)をキチキチに活用して15個ほどのカップを洗い終えて、コーヒーメーカーまで洗って、さあ煎れよう、と思って振り返ると、そこにあるコーヒーのビンは空。「ビンの向こうに、空が見えるよ!」なんてセリフを吐くこともなくコーヒーと目を合わせるのは避け、すぐさま横の棚に目を移すと、たっぷり入ったクリープのビンだけが、申し訳なさそうに俺を見ていた。

 ウップス! と米国人風に残念さを表現することは特にせず、学期中はこの部屋にほぼ常駐して事実上の管理者となっている友人にすぐさまメール発信。返信来る。曰く、
多分、この春は人がくることはあるまいと、コーヒー買ってないままです…すみません
 サノバビ○チ!! と米国人風に激しい敵意を表現したりも特にせず、「ああいいよいいよ当然そう思うよねぇ」的な返答を返しつつ、あまりにもコーヒーが飲みたかったので別の研究室に押しかけてコーヒーを飲ませてもらった。コーヒーが入ってさあ飲もうと思った頃に「紅茶のティーバッグもあるよ」と教えられ、米国人風にアレすることはせずコーヒーを飲んだあと紅茶まで飲んだ。
 「ピクミンはしばらく置いておく」はずだったけど、やってました。3回目のクリアは15日(何度もやり直したけど)。ピクミンを遠くまで投げたり、素早く連射するテクニックをラーニング。キャラクターではなくプレイヤー自身が成長することによって、ゲーム内での可能性も広がるという、茂ゲーの醍醐味をしっかりと味わい、うれしくなる。

 まだ日数を縮めることはできそうだけど、さすがにめんどくさくなってきた。そろそろ攻略サイトをしっかり見ちゃおうかなー。楽しみ方を考えなくては。

 地元のトップボーイに行ったら『ルイージマンション』が2,480円で売られているのを発見してしまい、心揺れる日々。でも本買っちゃったし、『どうぶつの森+』にも心揺れるし、『動物番長』も待ってるしなぁ。
 てゆーか図書館から借りたゴッツイ本どもがいっぱいあったんだよそういえば、忘れてた。でも、休みに入った途端にモチベーションは去った。
 「最新カメラでも判定不能だったオリンピックのデッドヒート」(HotWired Japan)って記事に付いていたこの写真がむちゃくちゃカッコええー。雪の跳ね方といい、スキーやストックのしなり具合といい、筋肉の張り具合といい、やっぱり本物は違うんでございます。
20020219 TUE
 イープラスからシティボーイズの公演のお知らせが届きやがりました。観たい。やめて。これはさすがにとれないかもしんないけど。
20020218 MON
 村上春樹『羊をめぐる冒険 上下』(講談社文庫)読了。

 村上春樹のキャラって、もっと強いというか完全に覆い隠してるのかと思ってたら、そんなことなかったですね、この作品の最後のほうでは。

 喪失がどうしたこうしたと言っていて、特に十代から二十代への移り変わりをその象徴として捉えているようで、っていうかおそらくはそういう人々をターゲットとして、かなり正確に狙いをつけているように感じました。そのへんは村上的な巧さが発揮されてるんでしょうか。いわゆる「青春三部作」は、これで最後なんですよね。次はどうなるんだろう……という期待をこめて『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』へと進むことにしよう。

 で、まぁその十代から二十代へっていうアレなんだけれども、俺はいまいちそのへんに入り込めないということがわかりましたよ。だいたいそういったものは、十代にたどりつく前に済んでしまったというのか、10歳までの間になくなるものはほとんどなくなってるということなのかもしれないと思ったり。

 でも村上がこのあたりの作品で表現しようとしている(ように見える)「姿勢」というのは、俺のそれとかなりパラレルに感じたりするのも事実で、その点においては共感する部分もあるわけですが、しかしそれをまったく肯定できるかというとそうでもない、といったような感じで。しかもこれ80年代の作品だしねぇ、もっとさかのぼれば60年代まで話が行くんだろうし。もういいかげん、そんなこと言っててもはじまらないでしょう、と。現実に打開できてるかどうかは別として、あくまで理念としてだけど。む、全体的に説明不足ですがちょっとやる気がないのでご容赦ください。

 同じ研究会で村上春樹を扱っている某氏によれば、最近の村上作品では他者とのコミュニケーションを徐々に試みはじめているのだという。それらの作品にたどり着くまでにはまだ数作を読みこなさないといけないけど、その過程をじっくり探しながら楽しんでみることにしよう。
 村上春樹を語ろうとすると否応なく自己紹介的な色彩を帯びるのであって、そのへんが学生にとっては魅力的だったりするのかしらん、などと思う。しかもその自己紹介はちょっとカッコ良さげに見えるというのだから、便利なことこの上ないし。
20020217 SUN
 時代物を読んでみようというわけで、司馬遼太郎『燃えよ剣』(新潮文庫)を読むことにしてみた。でも『羊をめぐる冒険』も買ってきちゃったので、同時に読み進む。

 「僕」と耳のモデルをしている彼女の二人が羊を探しに北海道へ旅立った直後、近藤勇や土方歳三ら天然理心流の一行は幕府の募集した佐幕組織(後の新撰組)に参加するため京都へと旅立った。京都では土方・沖田が羊を探しながら倒幕派の浪人どもをバッタバッタと斬り倒しつつタバコと他愛のない会話とセックスとで日々を過ごし、骨太の田舎浪人は混乱の世をしぶとく生き抜いて非現実的に凡庸な人生を送る。

 なんていう夢を見るかと思ったら、見なかった。ピクミンはちょっと出た。
20020215 FRI
 ピクミンをやっていたら、体内時計がオリンピックにぴったし。でも、夜型は体によくないってことを体で実感できる歳になってきたようで、いきなり体調が悪い今日このごろ。というわけで、今日は睡魔と闘って調整日にしよう。ピクミンはしばらく置いといて、おべんきょう&読書モードに切り替える。

 前回の休みは江國香織ブームにしてみたが、今回は村上春樹から入ってみようかしら。青春三部作のうち『羊をめぐる冒険』だけ読んでないので、まずはそのあたりからいきたいなーと思ったら持ってなかった。じゃあ『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』から行こうか、あるいは『ダンス・ダンス・ダンス』か……と考える。だいたいこういうときのほうが楽しいので、勢いで著作リストを作成したり(ソースはこれ。ウィルスは意識的には入れてません)
 と思ったら、体が文字を受けつけないっていうか、本を開いた瞬間に思考モードに切り替わって鬱がけだもののように襲ってきそうになったので、躊躇してしまった。ちょっと様子を見よう。

 んー、小説じゃないほうがいいのかな。森毅の数学史の本とかのほうがいいのかも。もしくは、小説でもコンテンポラリーなのじゃなくてもっと古いのとか、時代物とかだろうか。徐々に慣らすという意味で。
 BIGLOBEにオンラインサインアップ……したら、コース選択をまちがえて普通のダイヤルアッププランにしてしまった。ていうか、サインアップのフォームがマジでわかりづらい。人にやさしいデザインになってない。心配りを欠いているという印象で、初手から不信感を抱く。

 いまのところ日記はつづけるつもりだけど、新しいWEBはBIGLOBEじゃないとこでやろうかと考える。CGIが使えないのもなにかと不便だし。
 blur「Coffee&TV」→aiko「花火」→フリッパーズ・ギター「カメラ! カメラ! カメラ!」→Gorillaz「19/2000 Soulchild Remix」というリストをリピートしまくる。
20020214 THU
 ピクミン。初プレーはパーツ29個/30日というお粗末さだったけど、2度目はフル/23日でクリア。なんかあっさり終わってしまった……いまいち手応えがないカンジ。期待が大きすぎたか? ていうか、人んちでほとんどやっちゃったのがまずかったカモ。
20020213 WED
 ピクミン
20020212 TUE
 20日までボーッとおあずけ食ってる俺様ではない。

 というわけで、横浜にQを探索しにいったら、ヨドバシビックには1台もなかったんですが、ソフマップに置いてありましたよ、2台も。ポイント還元がヘボヘボなので迷ったんですが、でも結局買っちゃいました。同時にピクミンもゲット。予想より重かったので、持って帰ってくるのが大変でしたよ。

 ほかにも本を数冊買って、引きこもり態勢を万全のものとする。
 ィヤッフ―――――! ピクミン超たのしい! 繁殖繁殖! 探索探索! ビバ茂! ありがとう茂!

 「ボス! 事件発生です!
 メモリーカードを買ってません!

 「なんだと! そりゃまいった! しかもありがちすぎ!」

 などと一人で刑事ごっこをしてる間にも、頭を回す俺。そうだ、ローソンにメモリーカード置いてあるかも! すわ出動か! ……と思ったけど、明日でいーやとあきらめて、頭をDVDビデオ観賞モードに切り換える。DVDもソフトだけなぜか先に買ってある俺、そういえばファミコンのディスクシステムのときも、本体より「涙の倉庫番スペシャル」を先に買ったっけなぁ……。

 ク――――――――――ル!! DVDの映像が跳ばないなんて!(今までが悪すぎ)

 いや本当にキレイ。ビデオ出力でこれだもんね、さすがDVD。しかも、どっかのPS2と違ってQはハードウェア再生ですからね。DVDビデオを再生するときはファンも回らないし、デフォルトでリモコン付いてるし、わかってますよPanasonicは。さすが一時期雇ってもらっただけのことはある(関係ない)。かなりいいかも。高かったけど良かった。
 以上、テキストいじり系サイト風でお送りしました。
20020211 MON
 じぇんつーぺんぎんさんっていうかおそらく俺をPS2派からゲームキューブ派に転向させやがったあの人から、お手紙いただきました。どうもありがとう。
message = 動物番長もよさげだよ<GameCube ゼビウスの遠藤さんだし、ガビンさんがシナリオだし。画面みたら、なんか変だもん、あれ。
guest = じぇんつーぺんぎん
 うう、最近CMはじまってますよねぇ面白そうですよマジで。モテがテーマっていうのがいい感じです。どうしよっかなぁ。やりたい……ってか、パナソニックの直販でQを買おうと思ってたんですが、いま在庫がないそうなので、20日以降までおあずけです。
20020210 SUN
 今日の悟り。俺がカラオケが嫌いな理由を証明する。

 音楽には、聴いて楽しい曲と、唱って楽しい曲がある。この二面を一曲が同時に持っている場合もあるが、聴いて楽しいけど唱って楽しいわけではない曲や、その逆もある。

 俺は、聴いて楽しいけど唱って楽しくない曲を多く好み、唱って楽しい曲をあまり好まない。カラオケを楽しむためには唱って楽しい曲を聴く必要があるが、唱って楽しい曲を聴くのが苦痛であるとすれば、唱って楽しい曲を習得することができない。だから、聴いて楽しく唱って楽しくない曲を多く聴いてしまうことになる。

 よって、俺は唱って楽しい曲をあまり知らず、カラオケができないので、カラオケが嫌いになってしまう。Q.E.D.
20020209 SAT
 「日常としてはかなりおかしい状況」というのは、その言葉の意味に反してしばしば出会うものではありますが、そんな状況のひとつとして「ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』を読んだやつが5人以上1部屋に集まっている」という状況が挙げられるでしょう。

 この本を知らない人は、知らないままでも人生にまったく支障はきたさないどころか、むしろ読んでしまうことで支障をきたす恐れがあるので、もし興味がわいても本屋でチラリと見てみる程度にとどめておきましょう。僕は読んでません。

 この3ヶ月間、そんな部屋に、毎週1度かならず入っていたのです。
 そんな通称「ハンター試験」も、今日で無事終了。「途中、何度もくじけそうになりました」なんつーセリフを本気で吐いても嘘にはならないと思います、いやマジで。合格っていうか単位が来るかどうかは、まだわかりません。でもたぶん大丈夫。
 それと同時に今期の課程もすべて終了し、約二ヶ月の春休みに突入したわけだが、そんな解放感にひたる間もなく、授業中に亜血亜から「『星のこえ』観に行くぞ」という連絡が入り、ちょっと迷いつつも下北沢へ向かう。

 んで、ファッキン(ファーストキッチン)に入って、語りに入る。ほしのこえ→SOMETHING→千と千尋→ハリーポッター→タイタニック/アルマゲドン→アメリ→井筒監督などと話を跳ばす。
 ダラダラと喋ってたら時間が過ぎてしまったので、急いで湘南台へ。車を学校に置いてきたので、家に直帰できないのだった。

 で、湘南台に着いたら、10時台はもうバスがない。誘いに乗った自分をちょっと責める。

 車を持ってる友人に電話したら、「いま京都にいる」とか言ってるので、仕方なくタクシーを利用。学校−下北沢間よりも高い金をとられる。うう……。
20020208 FRI
 岩松了のチケット振り込み期限が今日だということをすっかり忘れていて、予約がパー。

 てゆーか一昨日に申し込んで今日が振り込みの〆切って早すぎませんか、イープラスさん。いいけど。プレオーダーでまたとるけど。
20020206 WED
 合同発表会3日目。今日は濃ゆいメンツの発表だったんで面白かったけど、疲れた。今学期3回目の発表もしてみたり。
 岩松了の公演のお知らせが届いたので、さっそく予約。前回は行かれなかったんだよね。
20020204 WED
 学校でプレゼン大会を聴きに行ったんだけど、その前にちょっと時間があったので図書館で暇をつぶす。最近入荷したDVDラインナップから、スコセッシ監督『タクシードライバー』を観賞。ただ、なぜかそのDVDがリージョン1(アメリカ国内仕様)だったので、音声は英語のみ、字幕も英語とかスペイン語とかタイ語とかしか入ってない。タイ語が入ってるのに日本語が入ってないという事実から、アメリカ国内では日本人って存在感ないんだなぁと思いつつ、聴き取りにはまったく自信がないので気休めに英語字幕を表示しておく。

 で、まぁなんとか大筋はわかったと思うんだけど細かいところはまったくわからなかった気もするので、感想を書くのはやめておくことにする。途中で英和辞典引きにいったり、最後まで英語の勉強してる気分が抜けなかったけど、映画はおもしろかった。多分。
 映画を見終わってもまだ時間がちょっとだけ余ってたので図書館内を徘徊していると、友人の姿を発見。聞けば、Linuxのカーネルをいじくってシステムコールを作るという、マニアックを余裕でぶっちぎるオタクな課題に苦しめられているという。で、レッドハットのCD-ROMを家に忘れてきたためソースが手に入らなくて困っていたので、蔵書の本の付属CDを窓口で貸してもらえるという、知らない人はまったく知らないし必要もない隠れ情報を提供し、恩を売ることに成功。

 そいつのそばに席を確保してまったりしてたら、こんどはCD-ROMに収録されているはずのソースがみつからなくて困りはじめたが、そこまでは手に負えなかったので放置プレイするとともに、苦しむ姿を見て楽しむ。
 と、左側にはLinuxのシステムコールを作ろうとしてるやつがいるわけだが、俺の正面にいる一団は、国際的な軍備を拡張するとかしないとかいう話をしている。世界が統一の方向に向かうためには軍縮が欠かせないけど紛争がなくなることは永遠にないから云々とか、そんな話。

 一方、俺の右側の通路には男が三人いて、そのうちの一人があとの二人にカメラを向けて、俳優の片方が相手を一発殴りつけるシーンを撮影している。アングルが決まらないらしく、俳優の二人はいろんな方向を向いて殴ったり殴られたりさせられている。

 正面から国際政治の話が聞こえてきてる最中に左からシステムコールの話をされつつ、右でやってる撮影も気になりながら、俺は俺で精神分析の本を広げていたら、頭がこんがらがって何もできなくなる。メモリも処理速度も足りない。