■通学路上にある「すみや」にはじめて寄ってみたら、「DVD2枚で3,000円」コーナーというのがあり、そこに『アイアン・ジャイアント』と『ブレード・ランナー 最終版』があったので、帰りがけに回収。
そのコーナーには、まだ『燃えよドラゴン』があったのだが、もう一本にいいのがないっつーかスティーブン・セガール主演作がコーナーの中核をなしててちょっと困る。うーん、『スペース・カウボーイ』があったけどなぁ。
■学校内に唯一、生協のそばに設置されているタバコの自動販売機には、俺の愛飲する銘柄であるところのキャスター(タール8mg)が入っていない。
生協には、利用者の声を聞くための意見ポストが置かれており、ここに意見や要望を書いて入れておくと、生協の職員が回答を書き加えたあとで、壁に貼り出される。
今回はこれをはじめて利用してみることにした。
生協の裏の自販機に「CASTER」(タール8mg)を入れてください。さてどうなるか。回答が貼り出されたらここにも転載します。
死活問題なんです。
■あ、いつのまにか『チノパン』じゃなくて『アヤパン』になってるじゃないですか。10月8日からだって(ずいぶん前だな)。千野志麻さんから高島彩さんに。へーそうなんだ。
『チノパン』も思いっきり力が抜けてましたが、『アヤパン』はもっと抜けてますね(あくまで番組全体についての印象です)。千野志麻はプレッシャーのある人でしたが、高島彩にはそれがないので、非常にまったりしていていいと思います。ニュータイプじゃないんでしょうね、きっと。
あーなんか篠原涼子のテンションが変ですねー、キめてるんですかねー。
■帰宅後、さらなるダッシュで作成途中のレポートを完成。その後、バイトの作業をキリのいいところまで完成。途中、もう一本のレポートを諦める。減点覚悟の遅刻提出でなんとか単位をもらう方向で。
■あーくそー、ぜったい『オー・ブラザー!』だけは観てやるんだ!
しかし、この映画は学校の某ゼミの課題の題材として指定されており、他の学生との遭遇が予想され、それがちょっと。いや、べつにいいんだけど、なんとなく。
■学校のMLに流れてくるメールを読んでたら、編集者とかライターを志望する人が機種依存文字を使いまくっているのに気づいて辟易する。Googleに入れるだけで22,400もヒットするのになぁ。自覚が足りないっていうか。
「作者の三浦さんも、メカと美少女が大好きということで……」だけだったので、かなり笑った。日本国内に留まらず、もはやアジア地域レベル(衛星波の届く範囲内)で「メカと美少女好き」として認知された新進クリエイター・三浦大助(=亜血亜)の今後に注目したい。
■先週、『テレバイダー』の原稿を書きたいなどと言いましたが、どうやら浅井企画の放送作家セミナーに参加すると、(おそらくはそこでの課題で書かされる)原稿が番組に採用される可能性があるようです。しかしそのセミナーに参加するのは面倒くさいのでやめることにします。
message = Yahoo! BBがいいYO!こんなネットの辺境にまで営業活動に余念がないとは、ご苦労さまです。最近はライバル他社もADSL料金を値下げして苦しいかもしれませんが、がんばってくださいね。
guest = 子系まさよし
■亜血亜家。見たい見たいと思いつつ見られていなかった、今川泰宏監督『ジャイアント・ロボ』を4巻から7巻(最終巻)まで一気に観賞。やっぱおもしれぇ。1巻からすでにはじまっていた演出の暴走は、最終巻に向かってその暴走度を高めていた、っていうか真の表題は「横山光輝マンガ大集合」だというのを聞いて大納得した。これは持ってていいDVDだなぁと思った。
その後、バーミヤンに移動して『プラネテス』について「2巻のタナベを許せるかどうか」という議題で議論したり(俺が「アリ」派)、ブックオフで不遇な本をレスキューしたりする。
■今日は『デジタル・スタジアム』(NHK-BS1)で亜血亜(=三浦大助)の作品『空のひとり』が流れるのだが、録画予約して寝る。
■バイトの打ち合わせに行った帰りに横浜へ。んで、ヨドバシカメラの前を通りかかると、なんだか行列ができていた。何を買ってるのかと思ってカウンターを見てみると、みんなドラクエ4を買っていたので、ちょっと驚いた。ドラクエ4で並ぶのか? なんとなく釈然としないっていうか、みんなやってないんですかね、ドラクエ4。FFは5しかクリアしたことがない俺ですらクリアしてるのに、ドラクエ4。
■木曜日の深夜といえば、『帰ってきたウラまるカフェ』(TBS)ですね。で、金曜日は『虎ノ門』(テレビ朝日)、土曜日は『テレバイダー』(東京MXテレビ)(←これは深夜じゃないかも)、日曜日は『マネーの虎』(日本テレビ)と、最近は見なきゃいけないものが多くて、うれしいやら悲しいやら。あと、『愛のエプロン2』(テレビ朝日)も微妙に好きです。
不景気なのに深夜が元気っていうのは、なんでなんですかね。これも回復の兆しなんでしょうか。ていうか、数年前までは深夜といえばフジテレビだと思ってましたが、最近はそれ以外が元気ですねぇ。つーかあんましフジ深夜チェックしてないんですけどね。
■一応気になるので、狂牛病(BSE)/クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)関連の情報を眺めてみる。とりあえずオフィシャル系で、厚生労働省、農林水産省、横浜市、東京都、北海道など。あとは「2ちゃんねる」からの派生ページで、「2chニュース速報板・狂牛病情報スレ用データページ『ニクコップン』」とか。
牛乳から感染する危険は少ないらしいね。牛乳好きとしてはちょっと安心してみたりする。ただ、牛ゼラチンを使ったヨーグルト・プリン類は可能性があるので、「乳製品=安全」というわけではないみたい。
っても、これは逃げ切れないわなぁ。
■つーか、最近のヒットチャート、ヒップホップ入りすぎ。R&Bも。白人文化に飽きたら黒人文化かオマエら。黄色人種の文化はいつ出てくるのか。いや、まぁマネよりもオリジナルのほうがすごいっていう価値観はもはや疑わしいしさ、マネばっかの日本人も嫌いじゃないけどさ。でもさ。なんかさ。
かといって、今の津軽三味線ブーム(上妻宏光とか吉田兄弟とか)みたいのもなんかね、イマイチすんなりと流れに乗りたくないというかね。うう、結局は天邪鬼なだけか>俺。
ぶっちゃけて言えば、ヒップホップもR&Bも津軽三味線も好きですよ、そこそこ聴きますよ、ええそうですよ。そうなんだよ。結局ミーハーなだけか>俺。だからよ、ミーハーのくせに天邪鬼という中途半端な態度がムカつくんだよ>俺。ミーハーと呼ばれたくないからってちょっと斜に構えた態度を表明しておけばそれから逃げられると考えるあたりが甘いんだよ>俺。いいかげんにしろよ>俺。
む、いつのまにか自己反省日記に。
■またまた衝撃の事実。週刊モーニングに『プラネテス』を連載(ときどき)している幸村誠は、なんと俺と同じ1976年生まれであった。ううう、またか……同世代がどんどん出世していくなぁ。
あと76年生まれといえば、大関取りをかけた大相撲九州場所でいまのところ全勝をつづけている栃東関(玉ノ井部屋)と、先場所で優勝した琴光喜関(佐渡ヶ嶽部屋)。すげえよアンタら。
特に栃東関は、最近少なくなってきたシブくて強いタイプの力士なので、ファンになりそうです。とても同年齢とは思えない貫禄をお持ちです。最初にそれを知ったときはかなりびっくりしました。
■夕方、だいぶ調子がよくなってきたので買い物。
キリンジ『Drifter/太陽とヴィーナス』、Fantastic Plastic Machine『beautiful.』、弐瓶勉『NOiSE』(講談社)など。ほぼ衝動買いに近いものばかり。冬物の服が明らかに足りないのだが、予算配分の構造改革は遅々として進まず。
小室直樹『数学嫌いな人のための数学 数学原論』(東洋経済新報社)が平積みされていて購買欲をそそられたが、がまんする。でもいずれ買いそう。
寒かった。
■まだ体調が万全じゃなかったが、例の「ハンター試験」は課題を2回提出しないだけで単位をもらえなくなってしまうので、気合で仕上げる。
で、メールで提出したら「明日は休講になりました」との返信が。休講を伝えるメールが、数人には届いてなかったらしい。んだそらー。
まぁ一週間ぶん日程が前倒しできたので、よかったとしておこう。
■熱は下がってきたものの、咳がまだ残っている。ミネラルウォーターの2Lペットと「龍角散ののど飴」を買い込んで、飲みまくりなめまくる。
Q.私なんだか秋祭をエンジョイしたくなっちゃった!存分にエンジョイしてほしい。熱が2度上がった。というネタを思いついて体温を測ってみたら、本当に0.5度上がっていた。
A.OKです!
■たまたまザッピングしていたら『真剣10代 しゃべり場』がはじまったので、はじめて見てみた。そうしたら、「俺をこの場に参加させろやゴルァ」という大人気ないストレスがたまりまくったので、この番組は見ないほうがいいなぁと思った。ていうか、俺には十代の語らいを外からやさしく見つめる視点がまったく欠けているなぁと思った。
■あと、「オタク」の回で脚光を浴びた(らしい)長峰君に対して、番組の最後で紹介されたコメントが面白すぎたので引用。
……また、長峰くんはポスターを貼るのに押しピンを使っているのが許せません。それではポスターがかわいそうです。「キャラへの愛が足りない」とも言われていました。やはり押しピンはいけませんよね。あと、ポスターを丸めて保存するのも邪道ですよ。ちゃんと平らに広げて保存しなくてはいけません。状態は重要ですからね。あと、ラムちゃんのピクチャーLPだって、プレイヤーで聴くのはいけないことなんですよ。ラムちゃんに針を乗せるなんてそんな。
■で、『しゃべり場』が終わって、こんどはさきちんにオススメされた東京MXテレビの『テレバイダー』にチェンジ。
うをー、超おもしれぇ。ツッコミをいっさい入れずに延々とボケ倒していく関東らしい攻めで、好みです。さすが東京ローカル。公式WEBでは放送原稿がまるごとアップされてますので、ぜひご覧下さい。って、視てないとまったく面白くないかもしれませんが。
ところで、キャスターをつとめる寺田椿さんは舌足らずなしゃべりが魅力的。彼女のボケは天然なのか作ってるのか判断しかねるものですが、いずれにしても、あまりに藤崎奈々子とキャラがかぶっているため、民放への進出は難しそうです。あ、モデルですかこの人。ならいいんですが。
■『カウボーイビバップ』、問題の23話、宗教ネタ。ん〜、何というか、時期が時期でなかったら問題ないようなもんなんだけどねぇ……。実は切ない話で泣けるんだけど。
ちなみに、22話ではツインタワーもどきを爆破するというテロリストが登場していた……もしいま現在テレビ東京で放送してたとしてもやっぱり打ち切りになっていただろう。なんかそういうアニメなんでしょうね、やっぱりね。だから面白いんだけども。
■はい、「やりたいことがみつからない」って歌詞に入れておけば売れると思ってるアーティストの皆さんこんばんは。ってそんな人は誰も見てませんね。
このメッセージを入れておくと実際売れるんだろうから、まぁオッケーなんですけどね、安易でもなんでも。むしろそれを買う側のほうがアレなのか。
これを安易に支持してしまうと、極端にいえば「じゃあオマエら全体主義のほうがいいよな」てな判断を招くことにもなりかねませんから、気をつけるべきです。他の選択肢はすべて隠されて「やるべきこと」を与えられ、しかもそれを心から信じさせられるんですよ。心の底から「チョ〜人殺したい!」とか思わされてもいいのか、ってことで。
まぁそれだけ自由ってのが難しいということなんでしょうが。実際ロシアでは、自由競争主義に嫌気の差した人々が共産主義を懐古するような動きもあるとかないとかいいますが。
ネガティヴな経験をして否応なく「やりたいこと」が見つかってしまうのと、「やりたいこと」がみつからないままなのと、どっちが幸せなのかな、と、このまえ「マネーの虎」を視ながら思った。だけだった。タケダタケダタケダ(胃腸薬21)。
■さきちんと長電話。
最初の用件は「Palmのうしろのシリアルコネクタをむき出しのまま持ち歩くのはどうなのか」というものだったはずが、いつのまにか長電話に。おおまかに以下のような教示をいただく。
■その後、買い物へ。
BONNIE PINK「Just a Girl」、冨樫義博『HUNTER×HUNTER』<13>(集英社)、幸村誠『プラネテス』<2>(講談社)、弐瓶勉『BLAME!』<7>(同)、つげ義春『ねじ式 つげ義春作品集』(青林工藝舎)など。
最後のは2,800円もするのに、なぜ買ってしまったのか、自分でもよくわからない。おそらくさきちんとの電話で「バンチに水木しげるかつげ義春ほしいよねー」という話をしていなかったら買っていなかっただろうに、と、今になって反実仮想する午前1時。漫画喫茶で良かった……。
■あー、BUMP OF CHICKEN「ハルジオン」の青臭さが悩ましい、またそれにちょっと感じ入ったりしてる自分も疎ましい。最近の日本のヒップホップも青臭いのばっかりだ(Steady&Co.とか)。ああ青臭い。
フロイトはパパママボクの三角形に一生涯悩まされるのだと言った、アドラーはママをめぐる戦いの記憶が人を一生悩ませるのだと言った、ユングは人の中に普遍的に存在する野蛮さとそれを押さえ込む倫理の戦いが歴史を作っているのだと言った。言った言った言いました。そして根本敬は「人は洗練とデフォルメを取り違えたまま未来へと向かう」と言い放った。人間は本来下品なはずなのだが、青臭さというのはそれを認めない姿勢に漂う臭いだ。
下品なものを見ると嫌悪感をもよおす人はとても多い。しかし、それは決して他人事として嫌悪感をもよおしているのではなく、自分の姿をそこに認めるからこそ嫌悪感をもよおすのである。人間は下品なものに支配されている、という結論を導くのは難しいことではなく、事実それを反面教師として洗練へと向かっていることが、まず何よりも証明している。もともと下品でないならば、洗練へと向かう必要はないのである。だが、その洗練はまったく現実から乖離してゆくことを意味する。下品なものは見たくない、臭いものにはフタしてしまえ。つまり、人間は原理的に逃げ切れない下品から遠ざかろうとするのだ。
青臭さというのはこの洗練と密接な関係にあって、「洗練とデフォルメの取り違え」に気づいていない状態に対して当てられる言葉だろう。「青臭い」というのは「勘違い」から出てきているわけだ。
しかし、その「勘違い」もまた、原始的な欲求を満たすものとして、しばしば支持される。人々は下品を嫌うことの反動として洗練へと向かう。俺がこの文章を書いていること自体が示しているように、青臭さへの力は常に働いてしまう。
しかし同時に、「勘違い」を拒否するという力というのも存在する。それは場合によっては「反体制的」と呼ばれたり、「天邪鬼」と呼ばれたりするのかもしれないが、しかしそれもまた、否応なく存在してしまうのだ。
これらすべての力を計算に加えると、どういう事態が現れるかといえば、二つの方向へ向かう力が拮抗して葛藤が生まれることになる。下品へと向かう力と洗練へと向かう力の綱引きがはじまってしまう(「だーからその葛藤ってのがそもそも青臭いだろオマエ」というツッコミはもっともだが、それをはじめると終わらなくなるので考えないでくださいお願いします)。ビー下品、バットネバービー下品。
■で、要するにこの二者がどのように解決されるのかといえば、それはおそらく自力で解決するのは不可能であろう。そのどちらがいかにして他者から肯定されるのか、という要素が深く関わっているはずだ。要するに、「このどっちかを俺にください」という願望である。
だが、おそらく俺は、そのどちらにおいても安住することはないだろうという、半ばあきらめに近い見通しも持っている。あるいは、この両面性、あるいは振幅こそが大事だと考えているのかもしれない。
何はともあれ、青臭くても勘弁してくれよ>俺。あ、乖離してしまいましたね。
すいません、ちょっとはけ口がなかったもので。
■Palmといえば手書きメモが必須であろう! というわけで、ひとまずフリーの「DiddleBug」をインストールしてみたものの、IIIcではうまく動作しないことが判明。IIIcでモノクロのソフトはうまく動かないんですかね。代替の手書きメモを探さなくては。
……むむ! 「HandWrite3」が非常にいい感じ! さっそくボタンに登録! しかしここで、PC連携ができないことが大発覚! 超不覚!! PCと超連携したいっていうか手書きメモは保存できなきゃダメでしょ……と思っていたら、むむむ!!! シェアウェア版の「HandMemo3」はPC連携可能なのか〜ッ?!
ていうかデジタルガジェットをいじいじしてると、文体がスタパちっくになりまくりですな。しかしそんなことは気にしないでいきたい!
で、「HandMemo3」をレジストしまくりたいところだったが、レジストするにはクレジットカード番号の入力が必要なんですネ。ネットでクレジットカード番号は送信しない主義を今までつらぬいてきたため、ちょっと迷い気味。
と思ったら! フリーの「HandWrite3」でもPC連携ができるということが判明! さらに! 高機能版シェアウェアの「HandMemo3」も、機能制限はデータを4つしか登録できないだけだということが大判明!! ん〜、なんと良心的な……さすがPalmユーザーは懐が広いっていうか、ぜんぜん実用に耐えますな。今後はこの二つを併用していきたいと思った。